ニラを種から育てている。一度根付けば毎年収穫できるって、家庭菜園にこんな都合のいい野菜があったのか。

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ニラを種から育てている。

きっかけは単純で、「一度植えたら毎年収穫できる」という話を聞いたからだ。野菜は基本、毎年種を買うか苗を買うかして植え直すものだと思っていた。じゃがいもは種芋が必要だし、カボチャも毎年苗から始める。それが当たり前だと思っていたところに、「ニラは多年草だから根っこが残れば翌年また生えてくる」という情報が入ってきた。

それは植えるしかない、と思った。

ニラは多年草——これが家庭菜園向きな理由

多年草というのは、一度植えると根が地中に残って、毎年同じ場所から芽を出す植物のことだ。ニラがまさにそれで、地上部を刈り取っても根が生きていればまた伸びてくる。条件が合えば5〜10年は同じ株から収穫できるとも言われている。

これを知ったとき、少し考え方が変わった。家庭菜園は「植える→育てる→収穫→また植える」の繰り返しだと思っていたけれど、一度根を張ってしまえばあとは管理するだけ、という野菜もあるのだということ。手間をかけるのは最初だけで、あとは毎年勝手に出てきてくれる。独身の一人暮らしとしては、それはかなり魅力的な野菜の条件だった。

🌿 ニラが家庭菜園に向いている理由

  • 多年草なので一度根付けば毎年収穫できる
  • 病害虫に強く、育てやすい
  • 刈り取るたびに再生するので、1シーズンに複数回収穫可能
  • コンパニオンプランツとして他の野菜の病害虫予防にもなる

種から育てることにした理由

苗で買う方法もあったが、今回は種から育てることにした。理由はふたつ。ひとつは単純にコストが安いこと。苗は1株あたりそこそこの値段がするが、種なら同じ金額で何十株分も入っている。もうひとつは、多年草だということ。どうせ何年も育てるなら、最初から自分で種を蒔いて、株を増やしながら管理していきたいと思った。

ニラの種蒔きは春か秋が適期とされている。今回は春に蒔いた。土に浅く溝を作って、種を筋蒔き(一列に並べて蒔く方法)にして、薄く土をかぶせた。ニラの種は発芽率がそれほど高くないと聞いていたので、少し多めに蒔いた。

発芽までは1〜2週間かかった。最初は本当に細い糸みたいな芽が出てきて、「これで合ってるのか?」と不安になったが、ネットで調べたらニラの発芽はこういうものらしかった。

今はこんな状態——細くても着実に育っている

今の状態がこれだ。細い葉が数本ずつ束になって、株ごとにまとまって伸びてきている。まだ草丈は10cmにも満たないが、緑色はしっかりしていて、弱っている感じはない。

引いて見ると、ちゃんと列になって育っているのがわかる。間引きをある程度やったおかげか、株同士がくっつきすぎずに育っている。土はまだ少しかたいが、米ぬか堆肥をすき込んであるので、根が張るにつれてやわらかくなっていくはずだ。

📖 間引きのタイミング:本葉が2〜3枚になったころ、株間が3〜5cm程度になるよう間引く。込みすぎると風通しが悪くなり、病気が出やすくなる。間引いたニラはそのまま食べられる。

最初の1年は収穫を我慢する

ここで一番大事なことを書いておく。ニラは種から育てた場合、最初の1年は収穫しないほうがいい。

理由は、株をしっかり育てるためだ。1年目に刈り取ってしまうと株が弱り、翌年以降の収穫量が落ちてしまう可能性がある。多年草として長く使うためには、1年目は根を充実させることに専念させた方がいい。苗から始めた場合でも、最初の夏は収穫を控えるのが一般的だ。

これは正直、少し辛い。せっかく育てているのに、今年は食べられないということだから。でも逆に言えば、来年以降は何年も収穫できる株になる。1年我慢するだけで、あとはずっと使えるなら安いものだ、と割り切ることにした。

ニラの管理で気をつけること

水やりは乾いたらやる程度でいい

ニラは乾燥にも比較的強い。水のやりすぎは根腐れの原因になるので、土が乾いてきたら水をやる、というペースで十分だ。梅雨時期は自然の雨で足りる。

花が咲いたら切る

夏になると白い小さな花が咲く。見た目はきれいだが、花をそのままにしておくと株が弱りやすい。花芽が出てきたら早めに切り取るのが管理の基本だ。

株分けで増やせる

3〜4年経つと株が大きくなってくる。このとき株分けをすると、株が若返って収穫量が回復する。増やした株は別の場所に植え直せるので、一度根付かせれば畑を少しずつニラで埋めていくことも可能だ。

✅ ニラ栽培まとめ(種から育てる場合)

1年目 収穫しない。根を充実させることに専念
2年目以降 刈り取るたびに再生。1シーズンに数回収穫できる
3〜4年目 株が大きくなったら株分けして若返らせる
管理のポイント 花芽は早めに切る、水やりは乾いたらやる程度

今年は眺めるだけの年になる。でも種を蒔いて、細い芽が出てきて、少しずつ株になってきているのを見ていると、それだけで悪くない気持ちになる。

来年、ここから収穫できるようになれば、植えた甲斐があったということになる。それまで、しっかり根を張らせておく。

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